カイロプラクティックの歴史②

 カイロプラクティックを確立するきっかけをつくったのはウィラードという彼の使用人でした。

 

 

 なんでも彼は若いころに重い荷物を持ち運びしようとしたとき、背中から異様な音がして、それ以来、17年間というものずっと難聴に悩まされていたのです。 難聴といってもほとんど聞こえない状態だったといいます。

 

 

 パーマーがこの使用人を診てみると、背骨の一部が飛び出しているではありませんか。これが難聴に何らかの影響を及ぼしているのではないかと察したパーマーは、掌で飛び出している骨を押して、背骨をもとの位置に戻してみたのです。

 

 

 初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より