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骨の歪みと病気の因果関係

 椎骨の中には脊髄と呼ばれる神経の束が入っていて、これが脳からの命令を身体各部に、逆に全身あらゆる情報を脳に伝える役割をしているのです。

 

 

 しかし、脊髄が手足などに上方を直接伝えるわけではありません。脊髄はあくまでメインストリート、いわば主要幹線道路のようなもので、脊髄に付随した脊髄神経がそれぞれの役割を果たしているのです。

 

 

 脊髄神経は3種類あります。身体の各部位の感覚を脳に伝達させる感覚神経、筋肉の動きをつかさどる運動神経、それにない遺贈を動かしている自律神経です。背骨が歪むということは、これら脊髄神経に悪影響を及ぼすということになります。感覚神経が異常をきたせば手足がしびれたりしますし、運動神経がおかしくなれば手や足、または筋肉がうまく動かなくなります。自律神経がおかしくなれば、胃など内臓の働きが悪く成ります。

 

 初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より