サブラクセーションとアジャストメント②

 カイロプラクティックでは関節の動きがない状態をサブラクセーションと呼んでいます。利用者の中に関節の動きが悪くなったり、逆に関節が動きすぎたりする人もいます。ですが、これとサブラクセーションとはまったく関係ありません。ゆえに、これらの症状はカイロプラクティックにおける矯正の対象にはならないのです。

 

 

 骨の歪みに対して矯正する方向が決まれば、その方向に向けて、瞬時に力を入れて骨をもとの正常な位置に戻します。このとき「ポキッ」という音がすることもあり、これがカイロプラクティックで施術するときの特徴の一つで、この技術がアジャストメントなのです。

 

 

 アジャストメントはあまり大きな力は必要ありません指圧やマッサージ、柔道整復などの療法には二の腕も太い、いかにも力の強そうな男性が多く目られます。しかし、カイロプラクティックではそのような力は必要としませんから、女性であってもカイロプラクテターになることは十分可能です。

 

 

 初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より