カイロプラクティックの検査法

 利用者さんの状態を先に聞きましたが、それは自覚症状であり、ともすれば利用者さんの主観となります。それだけでもおおよその原因は探り出せますが、客観的な事実をもとにそれを決定づけなければなりません。それが検査です。

 

 

 一般的には、関節の動き具合や筋肉のバランス、骨のズレがあるかないかなどをみていきます。検査にはいわゆる視診、触診、整形学検査法と呼ばれるものを利用します。これらを用いても原因が定まらない場合は専門家による画像診断(レントゲン)や血清的検査などを採用することもあります。

 

 

 ただし、これらの検査のすべてをひとりの利用者に実施するわけではありません。

 

初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より