カイロプラクティックの優位性

 カイロプラクティックが確立された19世紀末のアメリカでは無謀な手術や瀉血(血を抜く治療法)などが珍しくなく、中には命を落とす方もいました。つまりカイロプラクティックは西洋医学へのアンチテーゼとして登場し、大衆の支持を得ていったのです。

 

 

 現在の世の中も西洋医学が中心であることには変わりはありません。そして、西洋医学に対する不信感も19世紀末と比較してあまり変わらないかもしれません。テレビでは連日のように一流の大学病院で起こった医療事故のニュースも流しています。薬害の問題も相変わらず後を絶ちません。もともと薬とは毒性の強いものが多く、人間に投与できるように可能な限り毒性を弱めて製造されているにすぎないのです。もちろん中には劇薬に指定されている薬もあります。

 

 

初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より