カイロプラクティックでは不可能なもの④

 前回の話にあったレッドフラッグにはガンやウイルス性の疾患、外傷による骨折などが含まれます。

 

 

 

 利用者アンケートの段階でおおよその判断はつきますが、特に次のような状態であるならば、レッドフラッグの可能性はかなり高いといわざるおえません。 

 

 

 

 利用者が50歳以上で、夜間に痛みが増す、どのような姿勢になっても痛みが引かない、発症から現在まで痛みが増している、多量の寝汗がある、著しい体重の減少があるのにも関わらず、その原因が思い当たらない、加えて家族にガンにかかった人がいる場合は、ガンの疑いが強まります。

外傷が見受けられるときは骨折を、発熱や頬のこわばりがあれば、ウイルス性の感染症を疑います。

 

 

 

 もし、自身にで決められないときは専門医に診せる必要があります。いずれにしても、迅速な対応をしなければならないものも中にはありますから、カイロプラクターには沈着冷静な態度が求められます。

 

 

初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より