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村上式ほぐし療法①

 日本人に適したカイロプラクティックのテクニックを初めて開発したのが村上一男氏です。

 

 

 その名称は村上式ほぐし療法(マニピュレーション)と呼ばれています。これまでのテクニックは背骨の矯正が中心で、骨格と神経の関係を特に注意しましたが、村上式ほぐし療法は骨の周囲についている筋肉に着目しました。その名の通り、筋肉を「ほぐし」て血行を良くすることで、一般的なカイロプラクティックの療法よりも高い効果を得ようと考えたわけです。

 

 

 ただし、あんまやマッサージとは異なります。あくまで基本は背骨の調整です。姿勢の分析とディアフィールド短足・長足測定法を採用し、背骨の歪みを確かめた後、脊柱および仙腸関節に対して長てこを利用して調整します。

 

初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より