ほぐし療法を行う上での注意点をしなければならない事がいくつかあります。せっかく日本人が開発した世界的なテクニックなのに、間違った方法を実践していては効果がないばかりか、かえって利用者の症状を悪化させることにもなりかねません。次のようなことに注意をはらって施術します。
まず、腫れていたり、熱を持っている部位、つまり炎症を起こしている部位には行いません。ほぐしにより血液の循環が良くなりますので、痛みが増す可能性があるからです。
押圧の対象となるはあくまでも筋肉で、皮膚だけを引っ張ったり、骨の部位に施術してはいけません。骨を強く押してしまうと、軟部組織を傷つける危険性があります。
初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より