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ほぐしの注意点②

 利用者の年齢や性別、筋肉の硬さなどから力の強さと方向も調節しなければなりません。どこの筋肉に対してほぐすのか、それを良く考えてから手を当てる位置を決めるようにします。

 

 

 

 ただし、テクニックばかりに気をとられていてはいけません。マニュアル通りでもあって利用者が心地よさを感じているかどうかはわかりません。利用者が不快に感じてしまっては施術する意味がないのです。そのためには、施術にリズム感があること、そして力の入れ方にメリハリがあり、一定のスピードを維持していることが重要となります。

 

 

 

 施術中は施術に集中しつつも利用者の反応に気を配り、その都度、最良の施術法を選択してください。

 

 

 

 ほぐしのテクニックは理論に則って確立されています。教わったばかりはまだしも、時間がたつにつれて基本を忘れてしまい、我流に陥ってしまう人も少なくありません。そうなると、本来の効果が期待できなくなります。

 

 

 

 常に謙虚な姿勢で、初心を忘れずに精進してください。

 

初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より