【肩こりとは】
肩こりとは首の後ろ側から肩の上肩甲骨・背中にかけて感じる不快な症状のことで病名ではありません。
「慢性」的な症状で原因はいろいろあります。
【一番よくある理由、疲労】
まず考えられるのは筋肉に対する負荷が大きいこと。
スポーツや仕事・作業など筋肉を使う動作です。筋肉の出せる力をフルに使う動作や小さな力でも同じ動作を繰り返し行うことで疲労が蓄積されコリを感じるようになることもあります。
【姿勢が原因】
普段の姿勢が悪くなると猫背、左右の肩の高さ違い、などから首や肩の筋肉や関節にかかる圧力が変わり疲れやすくなります。首の骨の位置が正常な状態だと緩い反りカーブになり頭の重さを受け止めているのですが、姿勢の悪い方は真っすぐになっていることが多いです。いわゆる「ストレートネック」とは頭の重たさが直接首・肩にかかって疲れやすくなってしまいます。
この状態は「整体・カイロプラクティック」が1地番得意な分野で効果的対象法だと思われます。
【冷え】
筋肉が冷えてしまうと筋肉が固くなり血行不良を起こしコリをさらに強く感じるようになります。 冷えた体を温泉やお風呂でよく温めましょう。湯船につかるのが良いですがシャワーの方は熱めのお湯で首肩の筋肉を温めます。温度を上げるときは火傷をしないように気をつけましょう。
冷えないように厚着をしてしまうと服自体が体を締め付け血流が悪くなったり、重たさで肩が凝ったりしますので薄くて暖かいものを選びましょう。
【目の疲れ】
眼精疲労が原因の場合もあります。目で見た映像を脳に伝える神経と、目球を左右・上下に動かす筋肉や目の周り(まぶた)を動かす筋肉は別の神経になります。ですがともに後頭部に関係することから首の凝りにつながるでしょう。PC作業や読書は適度に休憩を取りましょう。
【かみ合わせ】
以外にも、かみ合わせが肩こりにつながることがあります。噛むという動作は主に「咬筋・側頭筋・内側翼突筋・外側翼突筋」の4つの筋肉(こめかみから顎関節周りの筋肉達)が協力して行う共同作業です。虫歯や義歯が合わない、両側バランスよく噛めないなどのことから肩こりになることがあります。合わない義歯を調節したら肩こりが軽くなったということは意外とよくあることです。
交通事故などでむち打ちを経験したり腕や手にしびれが出る場合はほかの症状が一緒に出ていることが考えられるので、整形外科にてレントゲンで調べたほうが良い場合があります。
【どこで解消してら良いの?】
【整形外科】
レントゲンで骨の状態を確認して処置をしてくれます。この時に「ストレートネック」と診断されることが多いでしょう。骨の形が悪い状態だったり、頸椎ヘルニアが発見され手術が必要な時もありますが、異常がないときは保存療法が主体になります。マッサージ、温熱療法、運動療法、シップなど薬物療法、局所麻酔などの療法が選ばれます。
【接骨院・整骨院・マッサージ店・鍼灸院】
柔道整復師、按摩・マッサージ・指圧師、鍼灸師の国家資格を持った方が開いている施術所です。専門の学校を卒業し国家試験を合格した方がせじゅを行います。保険証が利用できる場合とできない自費施術の場合があるので問い合わせましょう。
【運動療法】
凝り固まった筋肉を適度に動かせば、筋肉とともに関節・血管が伸び縮みして血行が良くなります。筋肉が温まり、血行が良くなることにより疲れの物質の流れていきます。運動不足に自覚があるようならやってみるのもいいでしょう。
【整体院・カイロプラクティック】
整体専門の養成所を卒業した人が開いている施術所です。日本では、まだ民間資格なので卒業した養成所ごとにレベルの差があることがありますが、姿勢が悪いことが原因の場合、改善の期待が持てます。ボキボキ音の出る過激な矯正がありますが、音を出さないゆっくりした方法もありますので施術者が合わせてくれると思いますので希望を言いましょう。