施術の行程②

 対話の目的は病気の原因を模索することと、それに見合った施術方法を選定することにあります。この後にカイロプラクティックの検査法を実施しますが、この時点で聞いたことから原因についてある程度予想を立てておくのです。カイロプラクターもベテランとなれば症状を聞いたときに原因を言い当てるともいいます。

 

 

 西洋医学の医者であれ、カイロプラクターであれ、病気を癒すことが最大の目的です。例えば、肩こりがひどくなり、カイロプラクティックの療法を受けたとしましょう。しかし「少し良くなったけど、すぐにまた戻ってしまった。」ではだめなのです。カイロプラクティックではあくまで完全をめざしています。そのためにも、慎重に進めなければなりません。

 

 

 施術の技術を追求するだけでなく、症状のきき方も工夫し、自分を高めていくことも必要です。

 

 

初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より