施術方法の決定

 カイロプラクティックの施術の行程で最も重要なのは矯正であることは言うまでもありませんがその矯正方法、つまり施術方針を決まることもそれと同じくらい大切です。

 

 

 アンケートやカイロプラクティックの検査は原因を探るものでした。原因がわかれば、症状との因果関係、仕組みが見えてくるはずです。

 

 

 いくら優れたカイロプラクターであっても施術方針が間違っていたら症状を改善することはできません。小説の「白い巨塔」では、世界的な外科医である主人公が胃がんの肺への転位を見逃したばかりに治療方法を間違い、助かる可能性のあった患者をしなせてしまいます。展性的な技術を持っている医者でも、検査やそれに則した判断を間違えると重大な過失を犯してしまうという良い例だと思います。

 

 

初めて学ぶ人のためのカイロプラクティック学入門より